クレジットカード審査の職業別難易度

会社役員 クレジット審査

会社役員が申請する際の注意点

「会社役員のクレジットカードの審査は簡単ですか?」
「会社役員でないと法人カードは作れないのですか?」
「中小企業の役員だとクレジットカードの審査は不利ですか?」

以前、上記のようなご質問がありましたので、雇用形態が会社役員の場合や、会社経営者のクレジットカード審査について説明していきます。

まず、会社役員の立場の方がクレジットカードの審査を受ける場合、一般の会社員と審査過程は同じです。

審査の過程としましては、ご本人の属性(性別、年齢、家族構成、居住年数、持家or賃貸など)、職業(勤務先、勤続年数、年収など)毎に加点(スコアリングといいます)をします。

例えば、年収が500万円なら5点、勤続年数が10年なら10点、のように点数を加点していき、クレジットカード会社の審査基準(信用力)を満たしていることや、個人信用情報機関にネガティブな情報(延滞歴)などの問題がなければ、在籍確認を行った後クレジットカード発行となります。

特に会社役員の場合、学生さんから突然「経営者」になる方はほとんどいませんし、経営者や会社役員であるならば通常は「社会人経験も豊富」でしょうから、いずれかの企業に勤めていた経験があるはずです。

一般的に、会社員であった頃にはクレジットカードを持っていた人がほとんどでしょう。「会社役員になったから、クレジットカードを申しこもうか」と思う方はあまりいないと思われます。

クレジットカードの審査において重要視される基準とは、「継続的に安定した収入を確保できていて返済能力があるかどうか」であるため、例え経営者であっても、審査基準は一般の会社員と同じなのです。

極論となりますが、社員が20名程度の中小企業の役員と、従業員が3000名の一部上場企業の部長とでは、比較すると後者の方が属性が高くなります。つまり、クレジッカード審査では後者が有利になるということです。

会社役員でも審査通過が厳しい場合がある

これは私の先入観かもしれませんが、会社役員はその多くが年収が1000万以上あるためか「自慢をしたい。見栄を張りたい。他人よりも優位に立ちたい」というような自己顕示欲が強いタイプが比較的多いように思います。

なぜ、落ちてしまうのか?でも説明していますが、そもそもご本人の属性がカード発行基準を満たしていないのにステイタスの高いカードを申し込んでしまうというケースが一番多いようです。

実際に私はダイナースプレミアムが欲しいという方から相談を受けたことがあります。この方の属性は、会社役員(社員100名程度、創業40年以上)で年齢は28歳、年収は1000万円、勤続年数は3年とのことでした。

例えば、「ダイナースプレミアム」の申込者属性の基準は、勤続10年以上で年齢33歳以上、となっています。ですので、この段階ですでにカード会社の発行基準を満たしていないので、あたりまえですが審査には落ちてしまいます。

一般的には確かに28歳という若さで年収が1000万あるのはスゴイことでしょう。しかしながら、審査の現場としては、発行基準を満たしていないため発行は無理なのです。

また別の事例としては、「自分の生活スタイルに合ったクレジットカードを申し込んでいない」という場合もあります。例えば、ご主人が会社役員で勤続10年、年収1200万円の方で、これまで買い物は全て現金だったという方が、突然ゴールドカードを申込んでしまったような場合などです。

クレジットカード会社の審査は各社それぞれ基準が異なりますのでひとくくりには申せませんが、特に現金主義だったためにクレジットカードの利用実績が無い方は、審査に通らない可能性が高いので、一般的なクレジットカードのご利用をまずお勧めします。