「転職したいのだけど、クレジットカードはいつ作るべき?」
「転職前と転職後のどちらが審査に不利なの?」
これから転職する予定があり、なおかつクレジットカードを作りたいと考えている方にとって、「いつクレジットカードに申し込むべきか」は大きな問題ですよね。
結論から言えば、クレジットカードは転職前に作るべきです。
このページでは、
- 転職前にクレジットカードを作るべき理由
- 転職前に作っておくと得するクレジットカード
- 内定後・転職後でも審査に通りやすいクレジットカード
などを紹介します!
また、「転職したら今持っているカードは再審査されるのか?」についても記事の後半で解説しています。気になる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
このページの目次
クレジットカードは転職後より転職前に作るべき!

クレジットカードを申し込んだら、カード会社で審査が行われますよね。このときまず見られるのが申込者の属性ですが、特に重要なのが勤務先、勤務年数、年収です。
つまりカード会社では、この申込者に安定した収入があるのか、をチェックしたいわけです。もしあなたが転職を考えている場合、クレジットカードを申し込むべき時期は、断然転職前です。
なぜ転職前に作るべきなのか?
クレジットカード会社は、年収の金額だけで審査をしているわけではありません。なので、転職先の会社が今の会社よりも給料が高くても関係ないのです。
カード会社が審査の時に重視するのは、「毎月安定して収入を得ることができるのか」です。そのため、勤続年数が1年以下の場合は、まだ給料が安定していないとみなされ、クレジットカードの発行が難しくなってしまいます。
審査の通りやすいカードであれば転職後1年以内でも作れる可能性はありますが、自分のほしいクレジットカードが決まっている場合には、転職前の段階で申し込むことをおすすめします。
記事の後半では、転職前に申し込むべきおすすめのクレジットカードも紹介していますので、今すぐ知りたい!という方はこちらをクリックしてみてください。
▶転職前に作るべきおすすめのクレジットカードはこちら!
転職後にクレジットカードを作るには?
すでに内定が出ていたり、転職してしまっている場合には、転職してある程度期間が経ってから、クレジットカードの申請を行った方が良いでしょう。
ある程度の期間というと曖昧ですが、最低6ヶ月以上あけるのがおすすめです。
カード会社はとにかく「安定した収入」を重要視しています。勤務歴1~2ヶ月で、またいつ転職するか分からないという印象を与えてしまったら、カードの取得は難しくなってしまいます。
また、クレジットカードを申請して審査に落ちてしまうとその履歴が残ってしまうので、むやみやたらにクレジットカードを申請するのはおすすめできません。審査落ちの履歴が影響して、その後他のカードに申込んでも自動的に落とされてしまう可能性があります。
焦ってカードを申請するよりも、最低でも6ヶ月~1年くらい経ってから申請するほうが無難です。
転職後の人にもおすすめのクレジットカード
「転職後6ヶ月も待っていられない!」という方でも、クレジットカードによっては入会できる可能性があります。転職直後の方は、審査が比較的通りやすいと言われているリボ払い専用カードや年会費無料カードを選ぶのがポイントです。
ACマスターカード
ACマスターカードは消費者金融のアコムが発行するカードで、クレジットカードの中でも特に審査が柔軟なことで有名です。過去に金融事故を起こした人でも審査に通るケースがあるくらいなので、勤続年数が多少短いくらいであれば入会できる可能性は高いでしょう。
また最短即日発行も可能なので、「転職後だけどどうしてもすぐにクレジットカードが必要!」という方にもおすすめです。
ACマスターカード
転職前に作るべきおすすめのクレジットカード
先ほど申し上げたとおり、あなたの転職先が大企業だとか、スカウトされて今よりも年俸が上がるとかいうのは、クレジットカード会社は関心ありません。
とにかくあなたの勤続年数=0というのが大きく影響を及ぼします。もしあなたが転職前の今の会社で勤続年数が5年以上だったり、ある程度の規模の会社である場合は、ほとんどの一般のカードの審査に通過するでしょう。
とりあえず安定している間に、ある程度ランクの高い一般のクレジットカードを1枚作っておくのは、これからの生活を考えてもとりあえず安心できるのではないでしょうか。転職するけどこれからどうなるかは分からない時には、これからの保険としての意味でも、退職前に一枚クレジットカードを作っておくことをおすすめします。
こんな場合におすすめなのが、以下のカードです。
- 一般的に審査基準が高いといわれる「銀行系クレジットカード」
- 海外での利用も便利で飛行機のマイルも貯めることができる「航空系クレジットカード」
- 高いステータス性を得られる「ゴールドカード」や「プラチナカード」
これらのカードは年会費が1万円以上のものも多く、「ここまでして?」と思われるかもしれませんが、初年度は無料だったり、使用頻度によっては結局年会費を無料にすることができるものもあり、ポイントやギフトカードなどの特典もあるので、上手に使用すれば便利な一枚になるでしょう。
ここでは、ぜひ転職前に作っておくべきおすすめのクレジットカードを紹介します!
三井住友VISAゴールドカード
三井住友VISAゴールドカードは、ゴールドカードの中でも特にポピュラーなカードです。三井住友銀行系の安心感に加えて、ゴールドカードならではの高いステータスを得ることができます。
インターネットからの申込で初年度年会費が無料になり、翌年以降も条件によっては最大4,000円まで割引を受けられます。
ちなみに三井住友VISAゴールドカードは30歳以上限定となっているので、20代の方は三井住友VISAプライムゴールドカードに申し込みましょう。
三井住友VISAプライムゴールドカード
アメリカン・エキスプレス・カード
ゴールドカードではありませんが、こちらも高ステータスのかっこいいカードとして有名な通称「アメックス・グリーン」。
充実した空港ラウンジサービスや海外での24時間日本語サポートなど、アメリカン・エキスプレスブランドならではの特典が充実しており、海外旅行が多い方はぜひ持っておきたい一枚です。
アメリカン・エキスプレス・カード
JALカード
これから海外出張などに行く機会が増えるという方は、ぜひ航空券のマイルが貯まりやすいクレジットカードを一枚準備されることをおすすめします。特にJALをよく利用するという方には、こちらのJALカードが最適です。
フライトだけでなく普段の買い物でもマイルが貯まり、貯まったマイルは航空券やAmazonギフト券などと交換することができます。
JALカードにもさまざまな種類がありますが、航空系カードは初めて!という方はこちらの普通カードから試してみるとよいでしょう。
JALカード
転職したらクレジットカード会社にバレる?再審査は必要?
これから転職するという方の中には、「転職したことが今使っているカード会社にバレるとどうなるんだろう?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
こちらから連絡などをしない限り、クレジットカード会社に転職した事実がバレることはほとんどありません。また転職したことを届け出なかったからといって、カードが解約されるといったデメリットも基本的にはないようです。
勤務先が変わったことがバレるのは、だいたいカード更新や与信枠の増額の時だけでしょう。更新や増額の際には再審査が行われますが、転職によって大幅に年収が下がったりしない限り、カードが利用停止になったり解約させられたりする心配はありません。
転職して年収が前より上がった場合は、与信枠を増やしてもらえる可能性があるのでなるべく早めに申告することをおすすめします。
転職して個人事業主になると審査に通りにくい?
クレジットカードの申込みがあった時の審査の方法は、会社員でも自営業でも変わりません。個人の属性と個人信用情報機関の内容を照らし合わせて、カードの発行が可能かどうかを決定します。
その時問題になってくるのが事業の規模や安定性ですが、1人や少人数で今から営業を始めるという場合、安定性が低いと考えられるケースが多いのが事実です。
こんな場合には今まで取引してきた銀行があれば、その銀行系のクレジットカードを申請してみるのもひとつの方法です。もちろん銀行系・独立系カードは審査の基準が高いといわれていますので、それほど簡単ではありませんが、今まで住宅ローンや自動車ローンなどの取引があった場合、信頼性を認められたらクレジットカードの発行もそれほど難しくはないでしょう。
このように取引していた銀行がない場合には、ある程度自営業の経歴を積んでからクレジットカードを申請するか、ACマスターカードなどの審査基準が高くない消費者金融系カードを作ることをお勧めします。
ACマスターカード
このカードを安全に発行してクレジットヒストリーを積んでいけば、後で自分が持ちたかったクレジットカードの申請も可能になることでしょう。
個人事業主・自営業主におすすめのクレジットカードはこちらでも詳しく紹介しています!

転職時のクレジットカード審査まとめ
これから転職をするという方は、転職が決まる前に、自分が持ちたいと思っているクレジットカードをぜひ作っておきましょう。ステータスの高いカードを作るなら、転職前の今がチャンスです。
また、すでに転職してしまった場合でも、クレジットカードによっては審査に通る可能性があります。特に年会費無料カードには作りやすいものが多いので、諦めずに申し込んでみることをおすすめします!