クレジットカード審査についてのあれこれ

退職者 クレジットカードの審査

会社を退職した人は、カード審査ではどんな扱いとなりますか?

クレジットカード会社が退職者を審査する場合、その分類には下記のような3種類があります。

1.まだ再就職先が決まっていない人。
2.もう転職先は決まっていて、すぐに再就職できそうな人
3.定年退職の後年金受給者となっていて、退職後の所得としては今後年金だけとなる見込みの人

退職者はこの3つの種類と考えられています。

まず1は、一般的に無職と言われる人ですが、これは、ほとんど確実に審査に落ちると考えてください。

例えば、クレジットカードを新規申込みしてカード審査を受けた場合、CICやJICCなどの個人信用情報機関に”申込みした”という記載がこれから半年間残ることとなります。

この”申込履歴”があるのに、クレジットカードの”契約情報”が記載されていなければ、クレジットカード会社としては「この人はカード審査に落ちた」と見なします。

もしも、こういった”申し込み情報だけがある”ことを、現在利用中のクレジットカード会社が個人情報機関に照会した際に見つけた場合、

申込者が”無職”になったことが明らかとなるため、最悪の場合「強制解約」となる恐れがあります。

以上の理由により、クレジットカードの申込みは、次の勤め先が決まってからとすべきでしょう。

なお、申込書にウソの勤め先や連絡用電話番号を記入したとしても、審査の際にクレジット会社からかかってくる在籍確認で必ずウソと見破られてしまいますから、絶対にヘタな小細工はしないでください。

次に、2についてですが、再就職先の内定通知書、または見込み収入を示す書類(年俸制ですでに収入が決まっている等)、さらに雇用契約書などが提出できるなら、カード発行可能となるクレジットカード会社がどこかはあると思います。

また、このような場合には、できるだけ郵送でクレジットカードを申込んだほうが良いでしょう。

この理由についてですが、例えばイオンなどのショッピングモールで店頭受付を利用するとほぼ機械での自動審査となるため、細かい事情までは考慮してもらえず審査に落ちる可能性がとても高いです。ですから郵送で申込書や各種証明書を審査担当の手に渡るようにすることが肝心です。

そして3についてですが、年金生活となった高齢者だからといってクレジットカードの審査に通らないことはありません。もしクレジットカードを新規で申し込もうとする場合は、クレジット会社の中でも「年金受給者であることを証明する書類」(年金振込通知書や年金証書)の提出を必要としている会社を探して申し込めばカード発行の可能性が高いでしょう。

年金収入だけであっても、年金受給証明を本人確認書類として受け付けているクレジット会社は、私の知る限りではイオンカード・JCBカード・NTTグループカードの3社です。

一般的に、年金生活者からのカード申込みについては、「収入が年金だけで支払いができるのか・・?」とか「高齢でもあることだし、もし亡くなった場合相続人等がいなれば回収が困難になる・・」などのマイナス面から、発行を控えようとしているクレジット会社が実際には多いのです。

ですが、数は少ないながらも、年金受給者に発行できるクレジットカードは存在していますので、各クレジットカード会社のサイト説明をよく読んで、カード申込み規準などを確認すると良いでしょう。

先ほど述べましたように、高齢であるがゆえにリスクがあったとしても、年金生活者については「年金収入が安定した継続収入である層」と見ているクレジットカード会社も存在していますから、そのようなクレジット会社のカードに申し込むことをオススメします。

なお上記3件のクレジットカード会社は、年金受給者に対する審査が若干厳しいようですので、クレジットカードがどうしても欲しい場合には”消費者金融系のカード”に絞って申し込みをしてみるとよいと思います。

定職についていない人はカード更新してもらえない?

少し前ですが、「会社を定年退職しましたが、もしクレジット会社に『年金生活になりました」と伝えたら、クレジットカードの利用停止や強制退会、もしくは更新をしてくれないことがありますか?」という質問がありました。

この質問者さんは、公共料金などをクレジットカード決済にしていたので、継続が必要なのです・・とのことでした。

通常ですと、クレジットカードの会員規約において「カードの更新には定職に就いていることが必須・・」などの記載があったとすれば、カード更新されないと思います。

ですが、私としては今まで一度もそのような規約があると聞いたことはありません。現役時代よりは年収がダウンしますので、キャッシングやショッピング利用枠の限度額は引き下げとなる可能性が多いとは思いますが・・。

これは私の知人の例ですが、定年退職を迎え、会社を60歳で退職し、年金受給は65歳からとなりましたので、5年間は無職で無収入となってしまいました。そこで利用しているクレジット会社へ「クレジットカードの継続と更新はこの先も可能かどうか?」を問い合わせたことがあります。

その際会社からは「カードのグレードがダウンすること(ゴールドカード→一般カードなど)や、更新が不可ということはありません」とのことでした。もし不安な点があれば、カード会社へ一度問い合わせしてみることをオススメします。