クレジットカード審査についてのあれこれ

国民健康保険 組合保険 滞納 審査

国民健康保険の保険料を滞納しました。カード審査に不利ですか?

国民健康保険の保険料を滞納したら、クレジットカードの審査に落ちる?という間違った情報を持っておられる人が多いようなので、これから「国民健康保険保険料の滞納と審査の関連性」について説明していきます。

まず始めに、「国民健康保険」・組合保険、共済保険などの「健康保険組合」・市民税、住民税、固定資産税、都市計画税などの「税金」を滞納したとしても、クレジットカード審査へは一切影響はありませんのでご安心下さい。

少し前ですが、国民年金を延滞している人や、健康保険に加入していないという人から「クレジットカードが発行されますか?」というご質問がありました。

このようなケースでは、国民年金の滞納理由や勤務先の社会保険は審査に影響ないとはいえ、その他の原因で落ちることになります。

しかしながら、国民年金や健康保険保険料等をクレジットカード払いにしていて、それを延滞しているとしたらカード審査に影響があります。

また、クレジットカード申込みの際の本人確認書類については、パスポートや運転免許証のコピーで間に合います。

健康保険証のコピーを提出するなら、パスポートや運転免許証がないという場合には提出してもOKですが、その際注意が必要になるのは、その「資格取得日」によって今の勤務先の勤続年数が分かってしまうというところです。

その際、勤続年数がそのクレジット会社の審査基準に達していないなら、審査に通らない可能性が出てきます。というわけで、勤続年数が数ヶ月・・のように短い人には、それ以外の本人確認書類を提出したほうが良いでしょう。

さて、ここから本題に戻りましょう。

いわゆる「税金」や国民健康保険の保険料は、「公共料金」と同じ考え方となります。

住民税や固定資産税などの場合、役所から納付書が送られてきて、それを持ってコンビニや銀行などから支払いをします。

これらの支払いについて、仮に滞納したとしても、クレジットカード会社が情報照会を行っている個人信用情報機関には、延滞の記録はされません。

しかしながら、神奈川県相模原市など一部の自治体においては、固定資産税や市県民税などがクレジットカード決済での納付ができるようになりましたから、これには注意して頂きたいと思います。

この場合の支払いは、あくまでも一回払いで継続的な引き落としではありませんから、その処理が完了してしまえば何ら問題はありません。

ですが、クレジットカード払いについては代金が後払いであるという性質から、仮に残高不足などの理由で引き落としができなかったとして「延滞(遅延)」してしまいますと、

CICやJICCなどの個人信用情報機関のデータに異動情報(事故情報)が記載されることとなります。

こうなると、これら延滞・滞納情報としてこの後5年間は記載が残ってしまいますから、クレジットカードやローンの審査にはとても大きく不利な影響があります。

これは私見ですが、年金や健康保険の保険料・税金などの納付をカード決済で行うことのメリットがあるのでなければ、あまりお勧めはいたしません。

例えば、自動車税をカード決済で支払う場合の決済手数料が 315円 かかるとします。

所有しているのが1.5~2リットルの総排気量の車として、自動車税が 39,500円 となります。

この時使用するカードの還元率が 0.5% としますと、ポイント還元率が 197P 。還元率が 1% では 395P となります。

このポイント還元率はもちろん支払う金額によって異なりますが、使用するカードが還元率 0.5% の場合ですと 197 - 315 = マイナス118P となり、1P=100円として、118円 の損となってしまいます。

さらに、税金などの納付に使用する場合にはポイントがつかないクレジットカードもありますから、ご利用の前に確認したほうがよろしいかと思います。

クレジットカードの特性から、クレジット会社が税金を「立て替えて」支払いをすることになりますから、債権はクレジットカード会社のものとなります。

ということは、万が一にも支払を滞納した場合には個人信用情報機関に異動情報(事故情報)の記録が残りますので、私はカード決済をしたことはありません。

なお、私が住む自治体では、クレジットカード払いが可能となっていますが、私としてはあまりメリットを感じませんのでカードの利用はしていません。

手数料よりも支払いに出向く手間と時間を省きたいという利便性重視の人にとっては、クレジットカード決済は非常に便利なものでお勧めだと思います。