クレジットカード審査についてのあれこれ

リボ払い残高 審査

リボ払いの残高は審査に影響を与えますか?

クレジットカード会社が審査をする時に、個人信用情報にはその人が所有しているカードがどんな種類なのかまでは記載されていません。つまりリボルビング払いをしているのかどうか、までは照会することは不可能です。

しかし現在、リボルビング払いしかできないクレジットカードもありますよね。その場合は、リボ専用のカードを持っているだけで、リボルビング払いをしているかが分かります。そうなると、審査の上で悪い影響を与える可能性は十分にあります。

カード業界で避けなければならないと考えている支払い方法が「リボ払い(分割払い)」だからです。もちろんリボルビング払いをすれば、クレジットカード会社の収益は上がります。

そして顧客としては、「とりあえず使って後からゆっくり払う」リボ払いがとても魅力的です。最近はリボ払い専用カードや、一定額を使用すると自動的にリボ払いになるカードまで登場して、顧客確保に積極的になっています。なぜかというと、リボ払いをしてくれる顧客が収益源となるからでしょう。けれども実際クレジットカードの審査をする時には、リボ払いをする人のことを良くは見ません。

収入の範囲内で生活できないとか、先を考えずに金融の知識も不足しているなど、マイナス的な判断をされてしまいます。実際カードの申請があったら、クレジットカード会社ではまず個人信用情報機関でクレジットカードやローンの支払に延滞、遅延などないか、債務整理などないかという金融事故履歴やクレジットヒストリーを照会します。

この時にこの人が持っているカードの限度額、利用額、年間返済額など支払状況など全て把握することができます。つまり、この時に返済残高が100万円あって、毎月の元金返済額が1万円だ、という詳しい流れを把握することができるでしょう。

つまり、普通にショッピングして100万円の返済残高を毎月返済して、毎月の返済残高が減っているのではなく、時が経っても枠いっぱいの金額が返済残高として残っているなら、どう見てもリボルビング残債ですよね。

この状態をリボ天井、またはリボ天と業界では呼んでいますが、枠を目一杯まで使ってリボ払いで支払っていて、支払がなかなか終わらない状態です。リボ払いはただ少しずつ払うというのではなく、高い利息がつきます。大体年率18%程度の利息が加算されてしまうので、払っても払っても終わらないのがリボ払いの特徴です。もちろんリボ払いをしていたら、新しいクレジットカードは絶対作れないということではありません。

例えば30歳の会社員が勤続年数7年、年収400万でリボ払いの残債が30万円あれば、年収に占める返済率は7.5%ですね。この場合には新しいクレジットカードの審査にも通過する可能性が高いでしょう。これがリボ残高が100万円を超えたりすれば、話は変わってきます。

400万円の年収でリボ残債が120万円となると、30%になってしまうので、これは将来自己破産するかもしれない、と判断されてしまいます。また、リボ天井になっている顧客は、他のカード会社から個人信用情報機関を照会することもあります。その際リボルビングの残債が多いと、利用停止になってしまう可能性もあるので、十分注意しましょう。

このように個人信用情報に良くない情報が記載されるようになると、後で住宅ローンやカーローンの審査に悪影響を及ぼすこともあります。住宅ローンを組む前に、リボ残債を一括返済するように、という金融機関がほとんどです。カードは計画的に利用して、個人信用情報にブラックの情報が記載されないように注意しましょう。※リボルビング払いの割賦枠は割賦販売法によってショッピング枠(C枠)だけに適用されていて、キャッシング枠には関連していません。

リボ払いのデメリットを十分に理解しましょう!

上記のようにリボ払いの短所についてお話してきましたが、やはり利用者にとってはメリットもあります。

最大のメリットは、毎月の返済額を最低限に抑えることができるということでしょう。

クレジットカードの返済が厳しい人が増えてきていることから、おまとめローンやリボ払い専用カードなど様々な商品が溢れています。もちろんメリットを利用することはできますが、リボ払いが長期間に及ぶのは避けた方が無難です。

使用するときには便利ですが計画を立てずに使用すると、返済が長すぎていったいいつ終わるのか、という悲しい現実が待っています。リボ払いをしているけれど、どうしても新たなクレカが1枚必要だ、という方には、今までたくさんの方々を助けてきたこの1枚をお勧めしたいですが、是非計画的に利用してください。

それでも審査に落ちてしまったら、クレカではありませんが審査不要のVISAデビットカードや楽天銀行デビットカードも考えて見ましょう。