クレジットカード審査の職業別難易度

パート クレジットカード

パート主婦で、まだ未成年ですがカードは持てますか?

他の就業形態と同様、パート=パートタイマーである場合も、各クレジット会社によってそれぞれ判断は違っています。

知名度やステータス性が高いことで有名な、独立系のクレジット会社(ダイナーズやアメックスなど)では、その申込み基準に「パートタイマーは申込みできません」とはありませんが・・。

アメリカン・エキスプレスの申込み基準には、「日本国内に定住所をお持ちの方で年齢20歳以上、安定した収入がある方」、つまり派遣社員、一部契約社員、学生、無職はNGとしていますので、契約社員や派遣社員と同じく、不安定な「非正規雇用」であるパートタイマーは、審査に落ちる可能性が高い雇用形態であると言えるでしょう。

しかしパートタイマーであるとはいえ、「継続的にコツコツと仕事を続けており、一定の収入を得ている・・」ということでは一般の正社員とは変わりありません。

ですから「クレジットカードが発行されない・・」のではなく、「利用限度額(利用限度枠)が低くなりがち・・」や「申込み可能なカード種類が少ない・・」と思って下さい。

先程説明したアメリカン・エキスプレスやダイナーズのほかにも、申込人の属性の高さ(職業や収入)やクレジット利用実績を必要とする、プラチナカードやゴールドカード、ブラックカードについても、

「パートタイマーの人が発行された例はあまりない」ようです・・。

「少しでも自慢できるカードは無理なの?」と思ってしまいがちなパートの皆さんにオススメなのが、銀行系クレジットカードの「一般カード」、これでしたら発行OKとなる可能性はあると思います。

「パートタイマー」の場合、在籍確認はありますか?

クレジットカードの審査では、大半のクレジット会社では「在籍確認」を行っており、パート先の会社やお店、スーパーなどの勤め先に電話をして「申込者本人が本当にここで働いているか?」を確認しています。

クレジットカードを申し込む際に、「今は働いていないけれど、前に勤めていたパート先の会社を記入したら審査に通るのではないか?」などと計画する人も中にはいるようですが・・。

このようなウソをついてまで申し込んだとしても、「ウソ(虚偽申告)がカード会社にバレる」ことがほとんどなのでやめて下さい。

時々、「私はスーパーでレジをしていますから、クレジット会社からの電話に出られないと思います・・」というご相談も頂きますが、こういった場合には、上司の方や事務員さんが「***さんは接客中なのですぐには来られません・・」などと話してくれれば、それで「在籍の確認はできた」となりますから大丈夫なのです。

クレジットカード会社では、総合的に申込書の記載内容をチェックして、「他の一般的なパートタイマーと異なる点や疑問点、分からない点があった場合に、在籍確認の電話をする傾向が高いようなのです。

クレジットカード会社の中には、在籍確認の電話だけではなく、収入証明書や本人確認書類など「パート先の社名が記された書類」を出して下さいと言ってくるケースもあるようですので、アルバイトやパートなどの非正規の雇用形態であっても、その「事実」をありのままに申込書に記入した方が無難と言えるでしょう。

クレジットカード会社に送られてくる数多くの申込書、その確認作業を行っている人々は「審査部」と言う審査のプロなのです。

「田舎の小さな会社のことまでは、東京にあるクレジット会社が調べられるわけないだろう・・」

このような甘い考えから「架空の勤め先」を記入して、ウソの(虚偽)申告をする人も中にはいるようですが・・。

クレジット会社にはウソのほぼ100%がばれており、結果としてクレジットカードが発行されない状況に陥ってしまっています。

仮にそういった作戦がバレずに上手くいき、晴れてクレジットカードが発行OKとなったとしても、発行後に行われる「途上与信」もしくは更新時に行われる「再審査」においてはウソが発覚し、強制的に「カード没収」「解約処分」になってしまう人が増えてきているようです。

クレジットカード会社は利用者から担保をとらず、「信用」だけでお金を貸しているわけですから、契約も審査も「利用者と会社の信頼関係のみで成立している」ものなのです。

「カード欲しさに突発的についてしまったウソなどで墓穴を掘ることのないように・・」ありのままの正しい申告をして頂きたいと思います。

なお、CICやJICCなどの個人信用情報機関の記録情報につきましては、このページでは詳しく説明していませんが、そのような記録については他の勤務形態・雇用形態の人々と同じようにパートタイマーの皆さんも情報照会されています。

個人信用情報機関の「CRIN情報」という情報共有システムでは、過去に滞納や延滞をしてしまったという人の情報が、各個人信用情報機関に出回っていますので、もしそのような心配をしているのなら、各機関へご自分で「信用情報開示申込書」を送り、CICやJICCで照会をしてみてください。

いくら申込書に記載した内容、勤務情報や居住年数などの属性面などがちゃんとしたものであっても、上記の機関に開示請求をした結果、クレジット利用履歴に問題があったり、自己破産などの債務整理が記載されていたとしたら(事故情報)、カード審査はNGとなってしまう可能性が出てきます。

「自分はパートタイマーだから無理だったんだ・・」というように、カード審査に落ちたのを「自分の雇用形態のせい」とする人もかなりいらっしゃるようですが・・。

たとえ安定性の面で属性が高い正社員であろうとも、個人信用情報機関に問題のある記載が見つかれば、クレジットカード審査NGとなるのが、この業界の常識です。

情報開示請求をしてみて、万が一、何か問題のある記録があった際には、その記録が抹消されるまで半年~数年、十年と、申込みを控えてじっと待ちつつ、現在の職場で勤続年数などの属性面を高めてから、再び挑戦したほうがよろしいかと思います。