クレジットカード審査の職業別難易度

無職  クレジット審査

無職だとカードの審査に通りにくい?

「無職ですが、ルミネカードは発行してもらえますか?」
「無職の私でもクレジットカード審査に通過するでしょうか?」
「無職だからクレジットカードの中間審査が通るか心配です!」

ネット上にはこのような質問が多いですが、「無職」の場合には、だいたいの場合において審査に通らない可能性が高いといえます。しかし申込書に「無職」と書くしかない人の中には、以下のように、別の角度から見ると収入を得ているのと同様な事例もあります。

「専業主婦だけど旦那さんが会社員で安定収入を得ている」
「実家に住んでいるがネットを活用した在宅ワークを行っている個人事業主(自営業者)に近い状態」
「定年退職した後年金受給している高齢者」

このような生活状況の人達は、「それなりに収入を得ている」と言える状況であり、専業主婦であれば、「職業=専業主婦と記入し、収入=世帯主である旦那さんの収入を記入する」という方法を用いれば、クレジットカードの申し込みをすることができます。

また年金受給者や在宅ワーカーでも、「どのような形であれ、安定した収入を継続的に得ていることには間違いない」と考えられますので、「年収」を月々の収入から計算し、その金額をカード申し込みに記入してみましょう。

なお、クレジットカードを申し込む場合、その前にそのカード会社のQ&Aページをチェックすることがお勧めです。

そこにもしも「年金受給者不可」という記述があったとしたら、元から申込みする資格が無いということですので審査が通ることはないでしょう。年金受給者の人は、 年金受給でもカードを持てますか? で詳しく説明していますのでそちらをどうぞ。

それから、主婦には選択肢がもうひとつあって、「配偶者のクレジットカードの家族会員(家族カード)」なら、旦那さんの職業や年収が安定していれば、主婦でも簡単にクレジットカードを手に入れることができます。

学生さんの場合でしたら、別にアルバイトなどをして働いていなくても、「学生という特殊な属性」としてクレジットカードを発行している会社も多くあり、そのような「学生専用カード」も年々人気が出てきています。

このように、申込書に「無職」と書くしかない人には、様々なパターンがありますが・・。

その中でも特にカード発行の可能性が低いとされているのは、「定職に就いていない人で、実家以外の住居(賃貸アパート、下宿、友人宅に間借り)に住んでいる人」です。最近ではそういった「働かない人達全般」について「引きこもりやニート」という言い方をする傾向が高まっていますが・・。

厚生労働省での定義は「ニート=15~34歳までの、通学も家事もしていない、無職の者」としているようです。

ここ数年で、「完全失業率が高い時勢ではあるが、フリーターや若者に、就労への意欲を高めて自分の能力を活かして欲しい・・」という国の意向で、若年者雇用対策の一環としてのジョブカフェやハローワークでの就労支援が増えてきています。

就職活動をしていない「無職の人」の中には、「働きたい気持ちはあるが、どうやって行動したらよいのだろうか・・」と思っているうちに、就職動機や野心が失われてしまった人達も多いようです。

しかし、そのように就労意欲がなくなってしまった状態であっても、ジョブカフェやハローワークの支援により、「派遣社員として就職できた!」のような事例もあるので、まずは各自治体にある相談機関を利用して、就職活動などをしてみることをおすすめします。

ごく少数ですが「前の勤め先や架空の居住年数を記入したら、カード審査が通ってしまいました」とか、「無職の私でもAmazonカードが発行された」という話を見掛けることがありますが、前者については「申告が虚偽である・・」という時点で、そのウソをついたという事実(虚偽申込)が明るみに出た時には、カード没収など罰則があることを念頭に置いた方が良いでしょう。

「念には念を入れて・・」という考え方でクレジットカード会社は審査をしていますから、例えば収入が年相応ではないと思われる(23歳で年収900万円などの申告)場合、本人確認書類の提出を求められますが、そのときに虚偽申告があばかれてしまう場合があります。

「無職でも作れるクレジットカード!」と紹介しているサイトもある Amazonカードについては、「拝愚者、もしくは親や家族などの年収を申告すれば、発行される・・」と言われていますが・・。

無職の方々に収入源がない場合、いくらカード会社が利用限度額(利用可能額)を与えたとしても月々の支払いはできません。一時的に預金を支払いや返済にあてたとしても、その方法ではそもそも長続きする可能性がないのです。

最終的に「預金が底をついた!収入源もない!」という状況に陥った頃には、おそらく最大まで借入額が膨んでおり、債務整理を選ぶしかない状況であり、「カード会社が「貸し倒れ」というダメージを負うだけでなく、自分自身も利用履歴に傷がついてしまう・・」というまさに負のサイクルに陥っていくと想像できます。

ここで述べている「自分の利用履歴に傷がつく」状態とは、 「個人信用情報機関の利用履歴(クレジットヒストリー)に、事故情報や延滞情報や記録される・・」ということです。

なお、どんなにたくさんの貯金があったとしても、「貯蓄額」がクレジットカード審査に影響を与えることは原則としてありません。

「仕事にはついていないけれど、銀行などに貯金がたくさんあるので大丈夫」

このような主張をすることで、「この人は仕事をする気がないのだろうか?」という疑いを持たれてしまいますので、まず、きちんと仕事に就き、「無職から離脱する」事をお勧めします。

非常に少ない例としては、消費者金融系クレジットカードの場合には、「無職なのにカード発行された!」という体験談がありましたので、無職でもどうしてもクレジットカードが必要な方は、消費者金融系にチャレンジしてみてはどうでしょうか。