クレジットカード審査に関するQ&A

住所変わった クレジットの審査に落ちやすい

審査の直近に引越しをすると審査に影響しますか?

とても多くの人が、クレジットカード審査に引っ越しが影響するかどうか?を知りたいと思っているようでしたので、本日はクレジットカード審査における引っ越しの影響についてお話したいと思います。

クレジットカードは以下の手順により発行されます。「引っ越し」は、③のスコアリングに影響を与えます。現在ではコンピュータによる審査が主流となっています。

①申込(店舗、ネット・郵送など)
②コンピュータへの申込情報入力
③申込者属性のスコアリング・レベル分け
④個人信用情報機関への照会
⑤在籍確認電話
⑥本人確認資料の送付依頼(※必要があれば)
⑦クレジットカード発行

引っ越しは、住まい等に関することです。もちろん、居住年数が長ければスコアリング(加点方式)で良い点が付きますので、カード審査には通りやすくなります。
なお、勤続年数についても同じ考え方となっています。

しかし、だからといって「引っ越しして住所変更したばかりの人は審査に落ちてしまうの?」という事では断じてありません。

人が一生のうちに何度か引っ越しするのは、あたりまえのことですし、特別不思議な状況ではありません。

ここで注意するポイントは、勤続年数と居住年数の両方が短期間の場合です。(どちらも目安として2年未満)

クレジットカード会社が望むのは、「継続的に安定した収入を得ており、支払期日を守ってくれるであろう」利用者なのです。

もちろん転勤などがあり、転職していなくても引っ越しをする人は大勢いますが、個人信用情報機関に住所・名前・電話番号・勤務先・勤務先電話番号・性別が登録されていますので、勤続年数が短期間でさらに引っ越しして住所も変更した、というような人は、「つい最近転職したようだ」とみなされる可能性があるのです。

昨今では転職するのはごく当たり前の時代になってはいますが、ことクレジットカード審査においては、転職回数の多い人は、マイナスな印象になってもプラスな印象にはなりません。

そのような場合には、申込み書の記入欄が無くても、欄外にでも「以前の住所には6年住んでいました」と記載しておくと、審査の上ではいくらか有利になります。こうしたちょっとしたアピールが大変重要です。

なお、個人信用情報機関では、勤務先等の情報以外でも、借入先の消費者金融情報やキャッシング枠(利用限度額)、
支払いの延滞や債務整理などの事故情報などの異動情報(いわゆるブラックリスト)なども掲載されます。

引っ越して間がない人がクレジットカードを申込む際に気をつけるポイントとは?

何らかの事情があって引っ越ししているのですから、それは致し方ないことです。

だとしても、クレジットカード会社としては、「この人はなぜ引っ越ししてすぐにクレジットカードが必要なのか?」という疑念を必ず持ちます。

引っ越してすぐの人が一番してはいけない行為としては、引っ越し先の家電量販店やスーパーなどで申し込めるクレジットカードを、次々と何枚も申し込んでしまうことです。

もちろん、生活環境が変わり、新しい街で「このカードがあったほうが便利そうだから申込みした」という理由もあるでしょう。

しかし、常識的に考えて、引っ越しで住所が変わってしまったから「三井住友VISAカードが必要になった」とか「アメックスが必要になった」とは考えにくいものです。

クレジットカード会社が所属している金融業界とは、基本的に性悪説で物事を考えています。

ですから、クレジット会社としては、「お金に困っているから、引っ越したばかりですぐにクレジットカードを申し込むのだろう」という考えにいきつきます。

「スーパーでカードを使うとポイントが倍になるから作るのだな。この人はやりくり上手だ」とは決してみなされません。

もちろん、全ての人がそうではないとは思いますが、よく言う「引っ越し貧乏」という言葉が引っ越したばかりの人の現状を如実にあらわしています。

一般的に、申込み本人の属性が弱い状態(勤続年数が短いとか年収が低いなど)でさらに引っ越したばかり(目安としては1年未満)の人の場合、カードの申込みを控えたほうが無難です。

もしも、どうしてもクレジットカードが必要な状況であれば、キャッシュバックやポイントなどの機能面は考慮せずに、比較的審査が甘い(例えばこれまでたくさんの人を救ってきた奇跡のようなカード)を探して申込むべきでしょう。

それでも審査が不安な人は、実際の居住年数が10ヶ月であっても1年と記載してしまいましょう。(少しくらいの誇張は問題ありません)

さらに、引っ越してすぐの人(目安として2ヶ月程度)は、店頭などで「引っ越ししたばかりだけどこういう理由でクレジットカードが必要なのです」と説明することができれば審査を通る可能性が高くなるでしょう。

持家と賃貸では、どちらが有利なのでしょうか?

まず結論から先に申し上げますと、持家のほうが圧倒的に有利です。

例えば、勤務年数が5年、居住年数が3ヶ月であっても、住宅ローンを組んでいたならば、「この申込者は最近ローンで自宅を購入した人なのだな」ということがわかります。

この場合はまったく問題がありません。

この理由としては、住宅ローンの審査がクレジットカードとは比べものにならないくらい厳しいものだからです。

住宅ローンを組むには、まず勤続年数が3年程度以上必要ですし、給与所得者の場合なら過去数年分の収入証明(源泉徴収票、市県民税の課税証明書)の提出が義務付けられています。

他に土地や建物の売買契約書や重要事項説明書の写し、検査済証の提出などなど、とても嘘をつくことができないくらい、本人と物件情報の提出を要求されるのです。

また、他に自動車ローンなどの借入金の残高がある場合は、その完済が融資の条件になる場合がほとんどなのです。

ただし、住宅ローンと自動車ローンを足した額の返済比率が規定値を下回っていれば問題ありませんが、これはほとんど稀と言っていいでしょう。

以上のように、住宅ローンの審査を乗り越えてきたような人は、それなりに経済力がある人ですので、持家の方が断然有利なのです。

さらに言えば、もしご実家がご両親などのご家族の持家であるならば、ご本人の居住年数が多少短くても審査のマイナス要因にはなりません。

審査にハンデがある人は、住民票と免許証の住所をご実家に戻してからのお申し込みをお勧めします。

ここまでしても審査に通らなければ、審査の無いデビットカードを持つよりほかありません。