クレジットカード審査の職業別難易度

主婦がクレジットカードを作る際の注意点

主婦がクレジットカードを持つことは難しいでしょうか?

主婦の皆さまから、クレジットカード審査に関して不安に思うこととして、下記のような質問をされたことがあります。

「ACマスターカード(消費者金融系)の審査について、主婦は職業になんと書けば?」
「職業は主婦でも、カードは持てますか?」
「結婚してから専業主婦になった私ですが、クレジットカードは作ることができますか?」
「主婦がカード審査を受けるときの注意点があれば教えていただけますか?」
「特に主婦にお勧め、というクレジットカードはありますか?」

女性の多くが気にしている、「主婦でもクレジットカードを持てるのか?」という質問の回答ですが、個人信用情報機関の記載内容や属性に問題がなければ、たいていの場合、審査は通ると言えるでしょう。

「私は主婦です!」と言う人には、以下の2つの種類があります。

1.アルバイトまたはパートなど自分の収入がある主婦(=兼業主婦)
2. 家計を配偶者の収入だけでまかなっている主婦(=専業主婦)

当方の経験では、専業主婦の皆さまは、ご自身が婚前から使っているカードを持っているか、結婚後にご主人のクレジットカードの家族カードを利用していることが多いようです。

ですが、商業施設や頻繁にご利用になる近所のショッピングセンター・スーパーなどでは、クレジットカードを申し込む際に、「職業=無職」と書いて、旦那さんの信用や属性(安定収入)を借りることで、簡単に作ることができるカードがあるのです。

このようなカード以外にも、「18歳以上の女性限定」のカードであれば、「職業=無職」と同様な扱いになってしまう専業主婦でも作ることが可能となります。
1.と2.を比較しますと、明らかに、専業主婦の方がカード発行のハードルが高いと言えましょう。

たとえパートやアルバイトをしていたとしても、ほとんどの主婦は年収属性が低いという傾向があるため、 「年収が少ない分、利用限度額(利用可能枠)も少なくなってしまう」ということを理解しておく必要があります。

特にキャッシング枠について言えば、「年収の3分の1以下」が限度、と貸金業法の総量規制という法律により定められてめられていますので、年収が低い主婦が申請する場合「キャッシング希望額を低めに設定」するか「キャッシング枠を0円に設定」したほうが、クレジットカードの発行がされやすくなることでしょう。

「現在パートタイマーで働いているので、もっと利用限度額が高いカードを持ちたいな」と思うのならば、パートやアルバイトよりも有利なスコアリングとなる、派遣社員や契約社員への道を検討してみてはいかがでしょう。

2.の場合には、企業への在籍確認のための「勤務先企業」の記入欄がありませんので、「カード会社から本人確認の電話が自宅にかかってくるかもしれない」という心の準備をしつつ、正しい自宅電話番号を申込用紙に記入してください。

この場合には、「勤続年数=0」と記入しても問題ありませんし、本人の年収証明書の提出を求められることもないといえます。

「主婦でクレジットカードを持てないケース(=審査通過率が低いケース)」としては、大きく分けて以下のような2つの理由が考えられます。

1.主婦本人が過去にクレジットカードの支払い延滞があったり、債務整理をしている
2.配偶者(旦那さま)が過去に金融事故を起こしたことがあり、ブラックリストに載っている

1.の場合は、まず「自分の属性ではカードは持てない」と思った方が良いでしょう。
主婦は収入の有無によって、カード手続きを変えた方が良いのですが、「事故歴のある主婦本人」が「カード名義人」である以上、たとえ旦那さまの信用を借りたとしても、希望のカードが発行されることはありません。

こういった場合には、旦那さまが所有しているクレジットカードの家族カードの申し込みをして、「旦那さま名義のカードを利用させていただく」というスタンスにしたほうが良いでしょう。

2.の場合は、「同居の家族」という括りで、旦那さまの個人信用情報も調べられますので、たとえ主婦本人がパートやアルバイトをしていて収入があったとしても、「旦那が自己破産してお金に困っているから、妻がカードを得て借金をしようとしているのではないか?」という疑いを持たれてしまうのです。

「旦那がブラックなのに、主婦の私がクレジットカードを持つことができました!」
という極めて珍しい体験談を見かけたことがありますが、だからといってあまり期待しないほうがいいでしょう。

このような状況では「デビットカード」をお勧めしています。

デビットカードはクレジットカードとは違い、分割払いやリボ払いができない、という不便さがありますが、
「デビットカードを利用することで、収入と支出のバランスに合った買い物や生活をする」という訓練ができるので自己破産をしている人にとっては理想的なカードです。

手当たり次第、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、とばかりに、次から次へとクレジットカードの申請をする主婦もいますが、基本的に申し込みは「半年間(6ヵ月間)に1社程度」としたほうがよいでしょう。

それ以上の複数社へのカード申請は、個人信用情報を見れば「まるわかり」という状況となります。
これから申し込むクレジットカード会社へのあなたの印象を悪くしないためにも、
「短期間に何度も申し込む」という行動はやめたほうがよいでしょう。

主婦にとっては、カードの選び方や申込み方法、「誰の信用を使えばよいのか?」という所で審査結果が別れますが、ご自分の属性を理解して、それにみあったカード会社で手続きを行えば、「ほとんどの場合クレジットカードを持つことができる」と言えるようです。