クレジットカードの基礎知識

クレジットカードを紛失!不正利用で悪用された!番号だけで悪用できちゃう?

クレジットカードを紛失!不正利用で悪用された!番号だけで悪用できちゃう?

クレジットカードが悪用された場合、補償される内容はクレジットカード会社によって様々ですが、一般的には悪用された利用額が不正利用請求の対象となります。

いくら補償されるとはいえ、クレジットカードが悪用されてしまうのは怖いですし、警察への届出等も必要になり、なによりも、日常生活に支障をきたしますよね

このページでは、クレジットカードを悪用されない知識をつけるために

  • クレジットカード番号だけで悪用される可能性
  • 悪用されてしまった場合、持ち主の責任は問われるのか
  • クレジットカード番号を不正から守る自己防衛の方法

といった内容をまとめて紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

クレジットカードが悪用されてしまった場合は、手持ちのカードの番号を変えることもできますが、不安であれば別のカードへの切り替えも検討しましょう。

クレジットカード番号だけで悪用される?

そもそも、クレジットカードの番号とは、クレジットカード発行会社が会員を識別し、管理するためにカードごとに発行しているものです。

一般的には、カードの表面に14~16桁の「クレジットカード番号」が、裏面に3~4桁の「セキュリティコード」が記載されています。

これらカードに表記されている番号とは別に、支払い時に入力が必要な4桁の「暗証番号」も存在します。

このようなカード番号によって悪用されてしまう可能性はあるのか、以降で詳しく見ていきましょう。

番号をネットで入力するだけで悪用されることはある?

インターネットで決済をする場合、クレジットカード番号の入力を求められますよね。

最近では、オンラインショッピングで入力したカード番号やセキュリティコードが漏えいし、不正利用されるというケースも増えてきています。

このような悪用を防止するためには、番号を入力するサイトのアドレスバーに鍵マークがあるか、「https」から始まるURLになっているかを確認しましょう。

上記のようなサイトであれば、番号が漏れて悪用される心配はほとんどありません。

また、オンラインショッピングで4桁の「暗証番号」の入力を求められた場合は、そのサイト自体が危険な悪徳業者の可能性があるので注意しましょう。

クレジットカード番号を他人に教えても大丈夫?

クレジットカード番号やセキュリティコード、暗証番号は、基本的に他人には教えるべきではありません。

万が一、知らない人にクレジットカード番号を見られてしまうと、不正利用されてしまう可能性もあります。

オンラインショップの中には、セキュリティコードを入力しなくても決済ができるサイトもあるので、クレジットカード番号や期限、名義が知られただけでも悪用されてしまうケースがあります。

番号を知られてしまった場合は、なるべく早くクレジットカード会社にそのことを連絡し、番号を変更してもらうようにしましょう。

クレジットカードが悪用された!持ち主の責任は?

クレジットカードが不正利用されたり悪用されたり、といった事があった場合、その ”カード不正利用被害 ”(=アクシデントと言います)について補償される内容は、クレジットカード各社の規約によってさまざまです。

少し前の話になりますが、「クレジットカードを不正利用されたのですが、カード会社の対応が事務的で冷たかったのです。なので、クレジットカード会社を訴えたいと思います・・。」という相談をされたことがありましたが・・。

クレジットカード会社の対応がどんなに事務的で冷たいものだったとしても、それが「申込者が申込み時に同意した規約の範囲内」であれば、たとえ弁護士に依頼したとしても起訴したり裁判に訴えることが難しいという現実を思い知らされることでしょう。

申込者がすでに規約に同意している以上、これはやむをえないことなのです。

クレジットカード会社の補償規約については、一般的には「盗難や紛失の場合・・・届出日から遡って●日分の補償を不正利用請求の対象とします」などのように定められているものですが、非常に稀なケースなどでは、「全く補償されない場合」も存在していますので、一度お手元にある「カード利用規約」やカード会社のサイトなどでしっかりと確認しておいたほうがよいでしょう。

補償の対象にならないことも

特に注意して頂きたいことは、「署名していないカードが他者に悪用されてしまった場合」「暗証番号の漏えいまたはスキミングなどによってカード情報が抜き取られてしまった場合」では、ほとんどが「カード所有者の不注意」と考えられることから、補償の対象にならないと規定されている会社がとても多いことです。

近年の流れとしては、パソコンのセキュリティ自体が低かったりすると(パソコンの設定が甘い・ウイルス対策ソフトが古いなど)、インターネット上のショッピングサイトでカード支払いする(カード番号や暗証番号を入力する)際に、カード情報が漏洩してしまうというケースがかなり増えていますので、

カード利用規約を読むだけにとどまらず、「カード利用する際の”周辺環境”をしっかり整備しておく・・」ということも欠かすことができないでしょう。

クレジットカード会社によりますが、中には「不正利用された金額は、最終的には返金となる場合であっても、一旦、利用者がカード会社に支払う」という方法を採用している会社もあります。

その不正利用金額がどんなに高額であったとしても、「利用者が一旦は支払いをしないと、お金が戻ってこない・・」などという悲惨なケースもあるそうです。

クレジットカード各社の対応がいかに冷たく事務的なものであったとしても、「カード所有者に過失がなかったことを立証する」ことができなかった場合、「補償の対象になる」ことが不可能になってしまうと言えるでしょう。

今や、「カードの不正利用を行うのは、家族や友人・知人だけでしょう?」と思うのは、かなり頭が古いと言われてしまうかもしれません。

自分が気がつかないうちにいつのまにかカード情報が流出し、犯罪集団などによって勝手にキャッシングやショッピング利用される・・という可能性があることを理解した上で、利用者自らが積極的に利用明細等を毎月確認することが、そういったアクシデントの早期発見につながり、その被害額を低く抑えることになる大切な行動となるでしょう。

クレジットカードの不正利用を防ぐポイント

そこで、このようなアクシデントを防止するための「大切な4つのポイント」をご紹介します。ぜひご自身でしっかりと行ってみてください。

クレジットカードは大切に!

クレジットカードとは、「たった1枚で何十万~何百万の買い物や借り入れができる、現金よりすごいもの」だと思って、大切に管理・保管をするべきでしょう。

ほとんどの人は、「必要なときにすぐ使えるように、いつも財布に入れておく」という場合が多いようですが、少なくとも1日に1回は「クレジットカードがちゃんと入っていること」を確認して、盗難や紛失の対策をしっかり行いましょう。

万が一「カードを紛失した!」という場合でも、早く気が付けばそれだけ悪用の被害に遭う金額も少なくてすみ、解決も早くなることでしょう。

暗証番号の管理は念入りに!

インターネット上からカード番号と暗証番号が流出してしまえば、勝手にクレジットカード決済が行われてしまいます。そのような不正利用被害に遭わないためにも、特に暗証番号の管理は念入りに行ってください。

その具体的な方法としては、「電話番号や生年月日など推測されやすい数字を避けて」設定し、定期的に、可能なら利用の都度その数字を変更する」というのが好ましいです。

暗証番号を頻繁に変えていくことで、万が一、どこかのタイミングで番号が流出していたとしても、「そのまま悪用が続いていく」ということを防ぐことができます。しょっちゅう番号を変えてそれを覚えるというのは、確かにおっくうですし面倒ですが・・。

その行動が不正利用被害から自分を守っているのだ、と考えることにより、「自己防衛のために暗証番号を定期的に変更する」という習慣が自然にできてくるのではないかと思います。

請求明細(請求書)をしっかりチェック!

不正利用の被害が大きくなる前に、カードの紛失や不正利用に気付くのは、「請求明細を頻繁に確認している人」なのです。

近年では「WEB明細サービス」を導入しているクレジットカード会社も増えてきましたから、スマートフォンやパソコンを活用して「ご自分の請求明細を監視する習慣」をぜひ身に着けていただきたいと思います。

忙しいという人は「利用限度額(利用残高)だけでも見ておく」とするだけでも、アクシデントに巻き込まれた際の被害は少なく済みますし、また、返済金額をしっかり確認することで、「支払いから目をそらす心・・(=多重債務者に多く見られる)」もだんだんと消えていくことでしょう。

被害届はお早めに!

「こんな買い物、わたしはしてないはずなのに・・!」

「いつの間にかクレジットカードがなくなっていた!」

このようなアクシデントに気付いた場合には、すぐにクレジットカード会社ならびに警察(カードの盗難・紛失時)に電話をしてください。

クレジットカード会社によって、またその事象によって、必要な手続きや書類などは異なってきますが・・。

クレジットカード各社が設けている「サポートセンター(サポートデスク)」の電話番号に問い合わせをすれば、丁寧にわかりやすく教えてくれます。親身に寄り添ってくれるコールセンターの女性の声により、「あわててパニックになっていた心が落ち着いた・・」という心理的効果も見られるようです。

クレジットカード会社の担当者と話すことで、まず落ち着いて考えることができれば、カードを紛失した経緯・・やアクシデントに見舞われた原因・・を思い出すこともできるかもしれません。

このような時には、まずは「落ちつくこと」と「連絡が必要な場所に知らせること」が最も重要ですから、ご自分が利用しているクレジットカード会社の電話番号は、電話帳やスマートフォンのアドレス帳やメモ帳などに前もってひかえておくとあわてなくて済みます。

以上、アクシデント防止のために「大切な4つのポイント」をご紹介しましたが・・。

クレジットカード利用にまつわる犯罪やトラブルは、これからも増加傾向にあるものと考えられます。

こういった犯罪やトラブルにあわないためにも、日常の中でしっかりと「小さな確認」を繰り返し行い、何か起きた際には落ち着いて行動するという「良い習慣」を身に付けていただきたいと思います。

クレジットカード会社のセキュリティサービスについて

ここでは、クレジットカード各社で行っています、さまざまな情報漏えい対策サービスや、安全保護、セキュリティ対策をご紹介します。

永久不滅インターネットセキュリティ

「クレディセゾン」のホームページでは、パソコン環境で各種サービスを利用している利用者向けに、「完全無料の総合セキュリティソフト」を配布しています。

インターネットで頻繁にショッピング利用する人の場合、そのショッピングサイトの安全性をチェックするだけでなく、ご自分のパソコンをウイルスなどから守る対策をすることも、大切な取り組みのひとつです。

本人認証サービス

インターネット上でショッピングしてカード決済する際に、利用者本人が設定した質問がでてきて、「他の者にはわからない答え」を入力することで、確実な本人認証と安全性を高めるためのサービスとなっているものです。

高齢者など、パソコン操作が得意でない人の中には、「質問の答えを入力するのが大変・・」という意見もみられますが、これは逆に言えば、「手入力が必要な面倒な手続きだからこそ、不正なウイルスやコンピュータなどに自動決済されない」と言えます。

このような「ネット上決済前のひと手間により、アクシデントを防止できる・・」という「本人認証サービス」を取り入れているクレジットカード会社は現在急激に増えていて、「三菱UFJニコス」「セゾンカード」などが代表的な存在となっています。

顔写真入りクレジットカード

クレジットカードが紛失した際にまず想定されるリスクとしては、「カードを拾った他人が、ショッピング等の不正利用をする・・」ということが考えられます。

中にはクレジットカード裏面にあるサイン(カード所有者の署名)をそっくりに真似をして、高級デパートなどで高い買い物をするという悪質な者もいるとのことです。

このようななりすましによるアクシデントを防止するために「顔写真入りクレジットカード」を導入しているクレジットカード会社もあります。

「自分の顔写真をクレジットカードに入れる・・」ということは、まるで「運転免許証」のようなイメージとなってしまいますが・・。

その代表的な存在となっているのが「三井住友カード アミティエ」で、セキュリティの面を最優先にしたいと考えている用心深い女性たちの間で人気が高まっています。

この三井住友VISAの「写真入りICカードオプション」は、写真なしカードの年会費と同額となっていますから、写真入りにしたほうが断然お得で安心と言えます。

「アミティエ」は特に、カード盗難、紛失、ショッピング補償など、安心安全をモットーとしていますので、初めて利用するクレジットカードに心配があるという若い女性や主婦の皆さんの間でもかなり話題となっていますし、実際にかなり充実している補償内容だと言えるでしょう。

このようにとても便利なクレジットカードですが、「便利であるからこそ、アクシデントやリスクを想定することができる・・」ということを念頭に置き、可能な限り管理を徹底してみてください。

属性が高くて審査に通りやすいという人や、クレジットカードの選択肢に余裕がある人の場合には、上記のようにセキュリティサポートや補償内容の充実を重要視して、申し込む会社を選んでも良いのではないでしょうか。

最近では多くのクレジットカード会社にて、ICチップ付きクレジットカードやカード盗難保険、ショッピング保険機能など、各種セキュリティを導入していますので、「このような3つのセキュリティ機能がついていることを最低条件に選ぶ」と考えるだけでも、安全面においてかなり安心感のあるクレジットカードに出会えることと思います。