クレジットカードの比較をするためには、クレジットカードの特徴を知り、どういったサービスや特典があるのかを見極める必要があります。
でも、多くのサービスが付帯するクレジットカードを一つ一つ探して調べていくのは簡単ではありません。そんな面倒なことはなるべくしたくないし、手軽にクレジットカードを持ちたいですよね!
このページでは、クレジットカードを比較するに当たって、悩みの多い人を対象に、
- ポイント還元率・年会費・付帯保険など条件別おすすめクレジットカード比較
- 学生・主婦・法人・個人事業主など職業別おすすめクレジットカード比較
といった、自分が求める条件や職業からぴったりのクレジットカードを見つけることができる内容をまとめています。
適当に申し込みしてしまうと、年会費を余計に支払いしたり、もらえるポイントを貰いはぐってしまう可能性もあるので、自分にあったお得なクレカ探しの参考にしてください。
このページの目次
クレジットカードの年会費で比較
各種クレジットカード会社は、毎年年会費を請求する会社もあれば、利用状況に応じて請求する会社、永久的に年会費がかからない会社があります。
そもそも、クレジットカード会社が年会費を求める理由は、より良いサービスを提供するためです。
もちろん年会費を支払わなくても、良いサービスを提供してくれるクレジットカード会社はたくさんあります。
クレジットカードを持つ方の中には、使用していないにもかかわらず、毎年年会費の請求が来ることに対して違和感を抱く方もいることでしょう。
ですから、自分の使用目的に応じて年会費を支払う価値があるかどうかを判断しなければいけません。
年会費が無料もしくは利用条件に応じて無料となるクレジットカードでも、各社、各クレジットカードによって、サービスが異なります。
まずは、自分の使用目的にあったクレジットカードを選択するとともに、自分に合ったサービスを発見してみましょう。
年会費無料のおすすめクレジットカード一覧
1000種類以上あるクレジットカードの中でも、年会費が無料かつ、素晴らしいサービスを提供してくれるクレジットカードについて見ていきいましょう。
カード名 | 年会費 | 特徴 |
---|---|---|
ライフカード | 無料 | ETCカードや家族カードの発行手数料、年会費も無料 |
イオンカード | 無料 | イオンカードのマークがあるお店では、割引などの特典を受けられる |
楽天カード | 無料 | 楽天市場で買い物をした場合のポイント還元率が、最大で+3倍 |
リクルートカード | 無料 | 通常のポイント還元率が1.2% |
セディナカード | 無料 | ポイント交換先が豊富 |
ライフカード
リクルートカード
クレジットカードのポイント還元率で比較
コンビニやスーパー、家電量販店などの店舗で買い物をした時「必ずポイントカードを提出する。」という方も多いことでしょう。
通常のお店などで買い物をした際に得られるポイント還元率は、100円の買い物に対して1%ではないでしょうか。
つまり、100円の買い物に対して1ポイントということです。買い物などで得た1ポイントは1円として、その店舗にて買い物ができるのが一般的です。
そして、各店舗にて買い物をした際に、クレジットカードを利用したとしましょう。
買い物にクレジットカードを利用した際には、クレジットカード会社のポイントと各店舗のポイントを得られます。
つまり「ポイントの二重取り」が可能となるのです。
ですからクレジットカードのポイントの還元率が1%。店舗のポイントカード還元率が1%であれば、買い物に対して2%得られるのです。
クレジットカードの還元率が2%であればトータル3%。得られるという計算になります。各店舗のポイント還元率は、基本的に一律ですが、クレジットカードは各社や利用実績によって変化します。
また、楽天カードであれば、楽天市場での買い物に対する還元率が最大で3%です。
このように自分がよく利用する店舗やネットショッピング先などのクレジットカードを持つことで、たくさんのメリットを得られます。
高還元率なおすすめクレジットカード一覧
クレジットカードの中でもポイント還元率を1%以上としている高還元率カードや貯めたポイントを何に交換できるのかについて確認しましょう。
カード名 | ポイント還元率 | ポイント交換先 |
---|---|---|
楽天カード | 1.0% | 楽天市場、楽天ポイントカード加盟店、楽天ペイ加盟店・・・ |
リクルートカード | 1.0% | Ponta提携店舗、じゃらん、ポンパレモール、ホットペッパービューティーなど |
Yahoo!JAPANカード | 1.0% | Tポイント加盟店、Yahoo!JAPAN、GYAO!ストアなど |
DCカードJizile | 1.5% | Ponta、楽天、T-POINTO、nanaco、waon、auウォレットなど |
P-one Wiz | 1.3~1.5% | Amazonギフト券、クオカード、各種ポイントなど |
ダイナースプレミアムカード | 1.5% | Amazonギフト券、JCBギフトカード、iTunesなど |
JCB CARD W | 1.0% | 共通ポイントへの移行、マイル、キャッシュバック、各種金券、ギフトカードなど |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 1.0% | マイル、各種商品券、カード利用料金に充てるなど |
リクルートカード
Yahoo!JAPANカード
JCB CARD W
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
クレジットカードの発行時間(日数)で比較
クレジットカードは、申込み→審査→カード発行という流れで受け取れます。
通常、申込みからカード発行までの日数は、1週間から2週間程度とかなりの日数を要します。
中には、即日発行と謳っているクレジットカード会社もいますが、そのほとんどが「仮カード」の発行です。
仮カードであっても、通常のクレジットカード同様ショッピングを行うことも可能ですが使用可能店舗が限られています。
つまり、即日発行を謳っているクレジットカード会社でも、実際のクレジットカード(本カード)の発行には日数がかかってしまうのです。
ただ、即日発行を謳っているクレジットカード会社の中には、本カードを実際に即日発行してくれる会社もあります。
海外旅行に行く用事がある方など、急いでクレジットカードを発行したい方は、即日本カードを発行してくれる会社を選んでみてはどうでしょうか。
即日発行ができるおすすめのクレジットカード一覧
通常、クレジットカードは「本人限定受取郵便」にて送られてきます。送られてきた際には、郵便局員に身分証明書を提出して受け取ります。
しかし、即日発行であれば郵送している時間はありません。ですから、受け取り場所へカードを受け取りに行かなければいけません。
即日カードを発行してくれるカード会社とカードの受け取り場所をまとめてみました。自宅や会社などのそばにあるカード会社を選んでみても良いでしょう。
カード名 | 受け取り場所 |
---|---|
ACマスターカード | 自動契約機むじんくん |
イオンカード | イオン銀行・イオンクレジットサービスカウンター |
エポスカード | エポスカードセンター |
エムアイカード | エムアイカードカウンター |
セゾンカード | セゾンカウンター |
三井ショッピングパークカード | 三井ショッピングパーク・セゾンカウンター |
電子マネー付きクレジットカードで比較
お財布の中がポイントカードやICカードでパンパン。という方の中には「一枚にまとめられたら便利だな」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
各種クレジットカードでは、電子マネーが付いたものがいくつかあります。
普段、電車やバス通勤をする方は、Suica付きクレジットカードがおすすめですし、イオンなどで買い物をすることが多い方はWAON付きがおすすめです。
このように、自分の生活スタイルに合わせたクレジットカードを選ぶのも良いのではないでしょうか。
電子マネー付きおすすめクレジットカード一覧
キャッシュレス化が進む昨今、コンビニやスーパーなどで「ピッ」とお会計を済ませられれば、とてもスマートです。
クレジットカードの利用であれば、サインや暗証番号を求められるケースも少なくはありません。
クレジットカード会社は、SuicaやEdy、iDなどさまざまな電子マネー付きカードを発行しています。
「小銭いらずでスマートにお会計をしたい。」と考える方は、自分の生活スタイルに合った電子マネー付きカードを検討してみてはどうでしょうか。
カード名 | 搭載電子マネー |
---|---|
楽天カード | 楽天edy |
ビックカメラSuicaカード | Suica |
ビュースイカカード | Suica |
イオンカードセレクト | WAON |
セブンカード・プラスnanaco | nanaco |
オリコカード・ザ・ポイント | iD・QUICKPay |
dカード | iD |
マイルの貯めやすさで比較
普段、出張や旅行で航空機を使用される方はとくに「マイル」には敏感ではないでしょうか。
マイルを貯めることで、商品と交換できるのみではなく、航空券などと交換できるのが最大の魅力です。
出張で航空機を利用される方の中には、マイルを貯めて家族旅行を検討している方もいることでしょう。
効率よくマイルを貯められるクレジットカードも複数発行されていますから、旅行や出張が多い方は、検討してみてはどうでしょうか。
マイルが貯まるおすすめのクレジットカード一覧
マイルが貯まるクレジットカードの特長は、普段の買い物でもマイルが貯まる点です。
ポイント還元率も2%と高く、普段の買い物でコツコツとマイルを貯めてみるのも良いでしょう。
貯めたマイルを利用して家族旅行などを計画しても楽しいのではないでしょうか。
マイルを効率よく貯められるおすすめクレジットカードはこちら
カード名 | ポイント還元率 | マイル交換後有効期限 |
---|---|---|
JALカード | 2.0% | 3年 |
ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCB | 2.0% | 3年 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 2.0% | 無期限 |
ANA JCB一般カード | 2.0% | 3年 |
JALカード
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
海外保険付帯クレジットカードで比較
海外旅行時に病気や怪我になってしまえば、日本の健康保険が使用できず、全額実費負担になってしまいます。
そして海外での治療費は、簡単に数百万円を超えます。
海外旅行に行き慣れている人であればきっと「海外旅行保険」などへ加入していることでしょう。
初めて海外旅行へ行く方は、楽しむことばかりに気を取られ、怪我や病気に対するリスクを把握できていない方がいます。
しかし、海外旅行で起こりうるリスクへの対応は、クレジットカードでも可能です。
各保険会社が販売する海外旅行保険へ加入しなくても、サービスとして海外旅行保険が付帯されているクレジットカードもあります。
さらに海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを複数枚所持していれば、各カードそれぞれで補償を受けられます。
海外での治療費は、簡単に100万円を超えますし、1,000万円を超えるケースも少なくはありません。
各カード会社の傷害や疾病に関する補償額は、数百万円程度が一般的ですから、一枚のカードでは治療費が賄えない可能性もあります。
海外旅行へ行く際には、複数枚の海外旅行保険付帯カードを所持するか、海外保険への加入を検討しましょう。
なお、クレジットカード会社によっては、保険適用期間や支払い方法について規約を設けている場合があります。
しっかりと不備がないことを確認した上で、海外旅行へでかけましょう。
海外保険付帯のおすすめクレジットカード一覧
先程も紹介したように、海外旅行時に病気や怪我をしてしまえば、高額な治療費を支払わなければいけません。
「海外は日本と全く違う」ということを今一度、確認しなければいけません。
海外保険を付帯しているクレジットカード会社は、複数社ありますが「高額な保障=年会費が高い」ということは、当然です。
海外旅行時に起こるリスクを把握し、海外旅行へ行く頻度などを考慮して、年会費を払う価値があるか?と考えてみてはどうでしょうか。
カード名 | 年会費 | 死亡・後遺障害 | 傷害・疾病治療 | 賠償責任 |
---|---|---|---|---|
エポスカード | 無料 | 500万円 | 傷害200万円、疾病270万円 | 2,000万円 |
リクルートカード | 無料 | 2,000万円 | 100万円 | 2,000万円 |
楽天カード | 無料 | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 |
JCB CARD W | 無料 | 2,000万円 | 100万円 | 2,000万円 |
三井住友VISAクラシックA | 1,620円 | 2,000万円 | 100万円 | 2,500万円 |
セゾンブルーアメリカン・エキスプレス | 3,240円 | 3,000万円 | 300万円 | 3,000万円(自己負担額1,000円) |
ミライノカードゴールド | 3,240円 | 5,000万円 | 500万円 | 5,000万円 |
リクルートカード
JCB CARD W
三井住友VISAクラシックカード
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
学生向けクレジットカードで比較
学生向けのクレジットカードは、年齢制限を設けている場合が多く、限定された人しか申し込みをできません。
しかし、学生向けカードと謳っている程です。一般的なクレジットカードと比較しても、審査に通りやすい傾向にあるのは間違いありません。
年齢制限などの条件をクリアしている方の中で、初めてクレジットカードを持つ方は「学生向けクレジットカード」の中から申込みをしてみても良いです。
学生向けおすすめクレジットカード一覧
学生の本業は、あくまでも学業であることは当然です。
つまり、学生向けクレジットカードは、一般的なクレジットカードと比較しても審査基準を緩めに設定しているのは当然です。
安定した収入が無くても、アルバイトで申し込みが可能など、申込み条件を広く設定しているのが特徴です。
また、各社それぞれが学生向けのサービスを行っています。自分の目的にあったカードを選択してみましょう。
カード名 | 条件 | 特徴 |
---|---|---|
学生専用ライフカード | 高校生を除く 満18歳以上25歳以下で在学中の方 |
学生専用問い合わせ窓口 無料の海外旅行損害保険付き |
JCB CARD EXTAGE | 29歳以下限定 (高校生を除く) |
入会後3ヶ月ポイント3倍 |
三井住友デビュープラスカード | 18歳から25歳までの方限定 | 通常のカードと比較してポイントが2倍(入会後3ヶ月間は5倍) |
楽天カードアカデミー | 18歳~28歳までの学生限定 | 卒業後は楽天カードへ自動移行 アカデミー会員のみのポイント還元率 |
ANA JCBカード | 18歳以上の学生 | ボーナスマイルが受け取れる 国内・海外保険が自動付帯 |
法人・個人事業主向けクレジットカードで比較
法人や個人事業主の中には「経費管理が大変だな」と感じたことがある方も多いのではないでしょう。
会社の従業員が増えればその分、経費管理が大変になります。
出張が多い職種であれば業務上必要な物品を購入するたびに、精算するのはとても面倒ですし、時間効率が悪すぎます。
少しでも経理処理を簡略化したいと考える法人や個人事業主の方は、法人向けクレジットカードを検討してみてはどうでしょうか。
法人・個人事業主向けおすすめクレジットカード比較
法人や個人事業主向けのクレジットカードは、一般的なクレジットカードとは違うサービスを提供しています。
それぞれのカードがどのような特徴を持っているのかについて見ていきましょう。
カード名 | 特徴 |
---|---|
ダイナースクラブ ビジネスカード | 追加カードは年会費無料&枚数無制限で発行可能 |
オリコ EX Gold for Biz | 高級レストランを2名以上で予約すると1名分が無料 追加カードは年会費無料 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | クラウド会計ソフトへのデータ提携で経理業務の効率化 |
三井住友ビジネスカード for Owners(クラシック) | 登記簿謄本・決算書不要 航空券チケットレス発券サービス |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
三井住友ビジネスカード for Owners(クラシック)
クレジットカード比較まとめ
初めてクレジットカードを発行する人であれば、何を基準に選べば良いかわからないことが多いと思いです。
「カードの種類が多すぎてどれがいいのかわからない!」という方は、好きな条件から自分にあったカードがわかる絞り込み検索機能もぜひ活用してみてください!
あなたの最適カードを探そう