クレジットカード審査についてのあれこれ

ブラックが解除されてからの重要な1枚のカード

ブラックでしたが、解除されたらクレジットカードは発行されますか?

個人信用情報機関に記録されてしまった異動情報(事故情報)の解除方法。

それからブラックが解除された後に申し込む最初のカード、 ”喪明けのカード ”に選ぶべきクレジットカードとその重要性をしっかりと掘り下げて解説していきます。

さて、このページにたどり着いた人の中には、延滞履歴のある人をはじめ、自己破産、任意整理、債務整理まで経験したという人もいることと思います。

まず始めに、ブラック状態から解除となるためには、CICやJICCなどの個人信用情報機関について理解しておくことが必要です。

異動情報とは、CICやJICCなどの個人信用情報機関に記録されている、延滞、保証不履行、償却、破産などの情報、いわゆる「ブラック情報」のことです。

これについては、取引終了後(=延滞などの事故状態が解消されてから)5年間は記録が残っています。

さらに自己破産の情報については、7年もしくは10年以内の間、CIC、JICC、全銀協などの各信用情報機関に情報が残ることになります。

上記のような記録が残っている人から、「現在ブラックリストになっている(延滞などの金融事故情報有りの状態)のですが、カード審査OKな会社はどこですか?」

などというご相談を受けることがよくあるのですが、金融業界は基本的にシビアですので、「ブラックの人はクレジットカードの審査はNGである」と思ってください。

ちなみに、一般によく言われているような「ブラックリスト」という物は実際にはありません。

上記のような延滞などの金融事故情報=異動情報の記録のことを一般的に「ブラックリスト」や「金融ブラック」などと呼んでいるのです。

このような異動情報がどうやって記録されていくかといいますと、クレジットカード会社からの「支払いを延滞された」等という情報(異動情報)が、個人情報機関に申請されることによって記録されます。

(支払いの延滞については、返済日から61日以上もしくは3ヶ月以上と幅があり、各カード会社によってその申請のタイミングは異なります)

従いまして、延滞=返済日から61日以上のクレジット会社の場合、11月30日に銀行口座から代金を引き落とす予定であれば、翌年2月1日の時点で入金がなければ延滞となり、異動情報が個人信用機関に記録され「ブラック」となってしまいます。

このような異動情報の元となった理由、延滞などが解消されてから5年、自己破産の場合は解消されてから7年または10年経てば異動情報が消去され、「ブラック」ではなくなるということです。

ですから、このような異動情報が消えてから、審査が通りやすいクレジットカードを申し込むと、高い確率でカード発行に至ることでしょう。

クレジットカードに申し込む際、審査の難易度が低い順(通りやすい順)に紹介しますと、

消費者金融系 → 流通系 → 信販系 → 銀行系・独立系

左が最も難易度が低くなっており、それは「消費者金融系」ですから、ブラックが解除された後、最初に申し込む ”喪明けのカード”として適しているといえます。

喪明けの1枚(喪明けのカード)の重要性について

先程述べましたように、審査難易度が低い(審査に通りやすい)クレジットカードとして、「消費者金融系」カード (詳細はこちら) をお勧めしましたが、

これは何も私がアコムの内部関係者だとか回し者だからお勧めしたのではありませんので念のため、誤解なさらないようお願いします。

さて、このカードをお勧めする理由として、詳しく説明していきます。

以下の1~4は、個人信用情報機関における記録の状態を表しています。

この中で、ブラックリストから復帰したばかりの人は、3の「スーパーホワイト」という状態になります。

1 クレジットカードの使用履歴あり(事故歴無し)    難易度 低い
2 クレジットカードの使用履歴無し(若年層)         ↑
3 スーパーホワイト                    ↓
4 クレジットカードの使用履歴あり(事故歴有り)    難易度 高い

上記は審査難易度の低い順(通りやすい順)から、1 → 2 → 3 → 4 となっており、

3 のスーパーホワイトは下から(難易度が高いほうから)2番目、どちらかというと難易度が高い部類なのです。

この「スーパーホワイト」は、どういう状態を表しているかと言いますと、個人信用情報上では、クレジットカードの利用履歴(クレジットヒストリー)が全く無いという状態です。

それで、クレジットカード会社がこのような「スーパーホワイト」な状態を見て、どんな風に判断するかといえば、

「クレジットカードを持ったことが無い=現金主義の人」か、もしくは「過去に事故情報があり、それが消去された=喪明けの人」このいずれかであると判断されます。

そしてこの二つのパターンのどちらでも、カード審査にとってはとても不利な状況となります。

まだ20代前半で、社会経験が少ない人と分かれば、前者であると判断され問題ありませんが、

30過ぎて「スーパーホワイト」である人は、実際には前者であっても後者とみなされてしまう確立が高いです。

これは、ある程度社会経験がある年齢では、クレジットカードを持ったことが無いとはなかなか考えられないからですが・・。

以上のことから、ブラック解除の後の喪明けのカード、最初の1枚を選ぶには、最大の注意を払って頂きたいのです。

ここで、うっかり難易度高めな「銀行系」のカードなどに申し込んでしまうと、クレジット履歴が全く無い「スーパーホワイト」ゆえに「カード発行NG・・」とされる確立が高いです。

長い期間待ちに待って、ようやく不利な個人信用情報が消去されたというのに、またしても個人信用情報に傷がついてしまう(申込み履歴だけ残る=発行NG)ような申込みは避けて頂きたいと思います。

ブラックリストになってもカード更新はしてもらえますか?

クレジットカード会社がクレジットカード更新の手続きを行う際には、利用者の個人信用情報の照会が法的に義務となっていますので、これは必ずチェックします。

例え延滞等の異動情報がなかったとしても、支払い残高がかなりある人で支払能力が低いと判断されれば、キャッシング枠やショッピング枠が減らされる事があります。

ですから、延滞等の異動情報がある人なら、カード更新NGとなる確立が高いこともあります。

カード更新NGとなった場合には、クレジットカード会社からクレジットカード返却依頼の手紙が郵送されることとなります。

個人信用機関にあるご自分の情報開示を行い、一度は信用情報開示報告書の状況を自分の目で確認するのが得策といえるでしょう。