クレジットカード審査についてのあれこれ

ブラック 自己破産 クレジットカード

ブラックの私でも作れるカードはありますか?

ブラックリストってよく聞きますが、実は金融業会にこのような「リスト」はありません。普段私達が耳にするブラックリストとは、CICやJICCなど個人信用情報機関に延滞や貸倒れなどの金融事故情報が載ってしまった状況をいいます。

つまりクレジットカードやローンの支払を期限内に行わず、延滞したり滞納、保証履行などの異動情報がある場合、個人信用情報機関に残ってしまった状態です。

普通このブラックリスト、いわゆる異動情報は、延滞が解消してから5年間(JTCCは1年)、自己破産は5年~10年、各信用情報機関に事故延滞情報として残ります。

基本的にはこの期間中はクレジットカードの審査に通ることは難しいでしょう。クレジットカード会社の立場から言えば、貸倒れの可能性のある人にカードを作ることはできません。

デビットカード(VISAデビットカード、スルガVISAデビットカードなど)というのもありますが、原則として銀行口座から即時決済されて、口座残高を超えない範囲での使用になりますので、クレジットカードのように後払いや分割ができないようになっています。また、使用しても利用履歴は残りません。

ただ現金を持ち歩かないでも決済ができる、という利点だけでしょう。このように、ブラックでも作れるクレジットカードはこれだ!と断言できるカードはありません。先ほどのブラックの情報が消えるころの時期を見計らって、審査基準の低いカードを選んで申請をすれば、難しいと思っていたクレジットカードの審査に通過する例があるようです。

例えば、ブラックリストにもいわゆるプチブラックの人と、ブラックリスト入り状態の人がいます。

プチブラックとは過去24ヶ月以内に延滞を2ヶ月連続で起こしたことがある人のことで、ブラックリスト入り状態とは、3ヶ月以上の延滞で異動履歴がついている場合です。

プチブラックの場合にはこの24ヶ月の履歴の中の延滞している悪い履歴を後に追いやる方法があります。つまり新たにカードで支払をしてきちんと払うことで、良い履歴を積むことになるのです。

信用履歴の照会は過去の24ヶ月だけ残るので、こうすることによりプチブラックは解消しやすくなります。

どんなカードが発行されやすいの?

クレジットカード会社の審査の基準が高い順は次の通りです。銀行系・独立系>信販系>流通系>消費者金融系

パッと見てお分かりでしょうが、最も難しいのが銀行系・独立系で、まだ発行にたどり着きやすいのが消費者金融系だということが分かります。

ですから勤務年数や会社の規模、収入などの面で属性が低くても、パートやアルバイトでもカード発行される可能性は高いです。しかしいわゆるブラックリストに載ってしまった人は、この属性に問題がなくてもカード発行が困難になってしまいます。

こんな場合に、どうしても急にお金が必要になってしまった時、急病になって手術をしないといけない時など、とても困ってしまうわけですよね。こんな時にいわゆる金貸し業者が営利目的で行う不利な条件での金融サービスを受けざるを得なくなってしまいます。

誰も高金利のお金を借りたくはないですよね?一度ブラックになったからといって、諦める必要はありません。

時が経てばいくらでも挽回することができるからです。まずは比較的審査の基準の低いカードを作って、過去のブラック情報を消し去るために新たなクレジットヒストリーを作ることをお勧めします。

先ほど申し上げたように、信用履歴は24ヶ月以内の内容だけが残るので、新たにカードを利用して支払日にきちんと支払う履歴を作れば、過去のブラックの内容は消え去ってしまいます。

カードの利用金額が重要ではないので、毎月少しずつでも使用して支払っているという記録を残すように努力しましょう。

5年間「ブラック」だったある男性の体験談

私はカードの返済の滞納を繰り返して、約5年間いわゆるブラックの状態でした。

その間はブラックでも発行可能だという「デビットカード」を使っていましたが、これはクレジットカードというよりもただ「現金を引き出す手間が必要なく、現金を持ち歩かなくてもいい」というだけのものでした。

即銀行口座から引き落とされるので後払いや分割もできず、とても不便な日々を過ごしました。仕事はしていたので日々の生活は何とかなりましたが、突然大きな出費があったらどうしよう、という気持ちでした。

5年間はクレジットカードを作れないと聞いていたのですが、回りの人から必ずしも5年ではないという話を聞いたので、5年にはあと1年半くらい残っていましたが思い切ってカードを申請してみようと考えました。

消費者金融系のカードは発行されやすいということだったので、アコムACマスターカードの申請をしてみました。希望限度額も高額にすれば審査に落ちてしまうかもと思い、20万円にしました。私にとってクレジットカードの使用の目的は便利さでもポイントでもなく、クレジットヒストリーを積んで社会的な信用を回復することでした。どうしても毎月必要な携帯電話の料金の支払をカードで行えば、それだけでクレヒスになるというのをどこからか聞いていました。

限度額も小額にして、キャッシング機能もなかったからでしょうか、5年と思っていた期間よりも1年半も早く、クレジットカードを手にすることができました。今は少しずつクレジットヒストリーを積んで、将来はいろいろ便利でお得な銀行系のカードを持つことが目標です。

実は希望限度額をもう少し上げたら良かったかな、とも思いましたが、それによってカードの審査に落ちていたら何にもならないなと思い直しています。

一度カードの審査に落ちたら数ヶ月間は審査に通らないというのも聞いていたので、やはり無理は禁物です。

最初自分がブラックリストになった時にはとてもショックで、もうお終いだとも思いましたが、いくらでももう一度挽回できるチャンスはあるのだと思いました。これからは一生カードやローンに頭を抱え込まないように努力します。

ブラックリストになるともう一生カードは作れないとか、逆にブラックでもクレジットカードはいくらでも作れるなど、様々な情報が溢れています。また、ブラックでも作れるカードという紹介で、デビットカードの紹介もよくされています。

はっきり言えるのは、「人によって違うので一概には言えない」ということです。「ブラックの情報が消えるまで絶対クレジットカードは作れない」というのも、ある人には当てはまり、ある人には当てはまらないからです。

大切なのは今の自分の属性など状況を把握して、時を見て無理はせずにまずカードを1枚作ることが大切でしょう。そのカードを使ってクレジットヒストリーを積んでいくことが、これからの自分の信用度に大きな影響を与えるからです。

若い女性や主婦を目的としている「流通系カード」や、「楽天カード」「アコム」のような会社の目的をよく把握して、自分に合ったカードを選ぶようにしましょう。やはり消費者金融系のカードが一番審査に通る例が多いようですね。