クレジットカード審査についてのあれこれ

クレジット審査 申込者 3C

「属性」は審査でどのくらい重視されますか?

申込人の属性のうち、クレジットカード各社が重視している項目は、まず年収、勤務先企業規模、勤続年数(勤務年数)、居住年数・・です。

この他の項目としては、所属部・課、勤務形態(正社員かどうか)、電話番号(固定電話か携帯電話か)、希望限度額・・などもあります。

所属部署(派遣の場合、派遣先・派遣会社名)や電話番号については、クレジットカード会社が在籍確認や本人確認に使用する項目でもあるため、記入した項目全部が審査に関係しているわけではないことを、念頭において置いてください。

「勤務形態」や「年収」という項目からは「申込者はきちんと代金の支払いができる収入があるかどうか?」をチェックするので、自営業や主婦で年間収入合計が200万円であるよりは、正社員で年収500万円のほうが、「今後も安定した支払い能力を持ち続けるだろう・・」と判断されます。

「勤務先企業規模」という項目については、中小企業や個人経営で従業員数が10人未満の会社で働いている人よりは、上場企業で従業員が数千人の会社で働く人のほうが、職場がすぐなくなる心配がなく、安定しているとみなされ、審査においてずっと高い評価となります。

このような部分においては、「倒産のリスク」と同様で、一般的な評価は 上場企業のほうが中小規模企業より高くなるのは明らかです。

「勤続年数」という項目については、「申込人が勤務先で、継続的かつ安定した給与を得られているかどうか?」をチェックするのに使われます。

勤務してまだ数ヶ月の新人よりは、勤続年数10年以上のベテラン社員の方が「これまで継続的に安定収入を得てきたようだ・・」と実績を判断できますので、長期に渡り働いていて、収入が安定している後者の方が審査上有利になるということです。

「居住年数」という項目については、「住宅ローンや家賃を継続的に支払い続けることができているかどうか?」をチェックするためのものです。

持ち家であれ賃貸であれ、住んでいる(=払っている)年数が長いほど良いと判断されます。

さて、クレジット会社では、審査が滞りなく終了し、無事にクレジットカードの発行となれば、次に行うのは顧客データの登録と管理です。

これは会員規約や各種規定に沿って行われているもので、カード申込書に記入されている内容をもとに構築されます。

各クレジット会社の顧客データの内容は、「申込人が自己申告した情報」をベースに構成された内容ですから、CICやJICCなどの個人信用情報機関に記載されているクレジット履歴や事故情報のように、「自動的に収集できる内容ではない」という特徴からも、カード申込みの際には慎重かつ丁寧に、ご自分の属性について申告することの重要性がご理解いただけることと思います。

そのほかに「属性」に関連してチェックしたほうがいいことは?

クレジットカード審査において、「属性」そのものに個人的な感覚は一切入る余地がありません。

「私は資本金1000万円の会社を経営しています。さほど大きな規模ではありませんが、かなり経常利益が出ていて、大企業と同程度の年収があります。」

このような申込人がいたとしても、クレジットカード会社としては、それほど立ち入った調査を行うことはありません。

「客観的に申込人を判断する目安」として、勤務先企業規模、勤続年数、年収、居住年数・・という各項目があり、一般的なものさしとして利用しているだけです。

それとは逆に「主観的に判断する属性」もあるのですが、この部分については個人的な印象や感情に基づくため、システムやコンピュータで自動的に判断できません。

よって、クレジットカード会社の審査担当者が確認を行っています。

例えば、申込書の記入の際、「文字が汚い。読みにくい。」とか「書き忘れや記入していない箇所がある。」という状態だと、「この人はルーズな性格なのでは?」と疑念を持たれ、審査に不利なイメージとなります。

Tさん => 文字がきれいでかつ全部の欄がきちんと記入されている
Oさん => 誤字や脱字が散見され、読みにくい、かつ記入もれが目立つ

この二人の申込人を比較した場合、いい加減な書き方をしてしまったOさんについては、「ル-ズな性格が伺える、返済もしてもらえなさそう、よってカードは発行不可」となってしまうでしょう。

クレジットカード会社側からすると、「クレジットカードの発行=申込者に無担保でお金を貸すこと」なのです。

以前、クレジットカード会社で審査担当をしていた私の個人的見解ですが、個人信用情報機関に延滞などの異動情報がある人は、だいたい「字が汚い、誤字や脱字が多い、未記入が目立つ」、等の特徴がありました。

自分は属性が低いけれど、なんとかしてクレジットカードを発行して欲しい・・と考える人は、まず、申込書にきちんと漏れなく、読む人の立場になって分かりやすく記入するようにして下さい。

属性が「高い」「低い」について

当サイトのテーマとして解説している「属性」ですが、他のサイトや記事では分かりやすく、審査に通る確立が高い人々を「属性が高い」、

審査に通る確立が低い人々を「属性が低い」と分類しているようです・・。

そのように「属性が高い」「属性が低い」とはっきり分けてしまいますと、その境目や違いがかなり気になってきます・・。

クレジットカード審査とは、申込人の属性、個人信用情報機関の記録から「総合的に判断」しますので、「属性が高ければ発行OK、属性が低いなら発行NG」などという単純な結果になるわけではありません。

スコアリングという加点方式で審査を進めていく過程において、「こういう属性だが加点が多いか少ないか?」という、いわば「部分的な」影響があるだけです。

ここでは、良い機会ですから「属性が高い=高属性」と「属性が低い=低属性」について、具体的な例をいくつか挙げていきたいと思います。

「低属性」に当てはまるという人では、「私は転職を繰り返したから、クレジットカード審査に落ち続けるんだろう・・」と思い込んでしまうパターンもあるようですが・・。

まず、クレジットカード業界には「こういう属性だからOK/NGのような決め付け」や「その属性なら絶対OK/NG」ということはほとんどないのです。

特に客観的な判断をするための属性については、「いくらか属性が低い人でも、クレジットカードを発行できたら・・」という各クレジット会社の配慮から、

スコアリング=加点方式という審査が行われているのです。

ここでは、具体的な例を出して「このケースと同じような低い属性ということは・・カード発行はNG・・」のようなことを言い切ることは控えさせて頂きますが、仮にいずれかの属性が低い場合には、他の部分で少しでも補うよう努力をして、「属性が低い自分・・」という不安を払拭することも必要なことではないでしょうか。

他のサイトにおいては、属性が低いとされる人々に、「家族カード」の申込みを勧めるところもあるようですが・・。

アルバイターやフリーターなど、カード審査においては「属性が低い」とされている人々でも、即日審査・即日発行OKな「消費者金融系のクレジットカード」ではカード発行された、という事例がたくさんあります。

ですから何もせず心配したり不安に思って申込みをしない、というのは非常にもったいないです。まずは「消費者金融系クレジットカード」にチャレンジすることで、「自分の属性がクレジット会社から信用されているのかどうか?」を確認してみてはどうでしょうか?

「どうしてもカード発行して欲しい・・」と思うのなら、方法としては「ショッピング枠だけを希望する、キャッシング枠は0円とする」などいろいろありますから、

カードの取得目的に応じてコツやテクニックを利用するなど、確実にカード発行される方向へ進んでいくことが大切と言えるでしょう。

クレジット会社で重視している「3C」とは?

クレジットカードの審査においては、各社とも、申込人にカードを発行するにあたり、いろいろな確認を行いますが・・。

各社が審査で重視している点というのは、貸し倒れのリスク軽減という考えからかやはりどこも同じになっているようで、それは「3C」と言います。

クレジット会社は「カード発行は信用できる人に行う・・」ことにしていますが、厳密に言えば、うわべの属性だけで判断して「属性が高い=信用する」とはなりません。

実際に申込書に記入された項目を一つ一つスコアリングしてみただけで、申込人の「人格」や「お金に関する考え方」などは判断できないものです。

そこで、クレジットカード会社では、申込書に記載されている「属性」というある特定の角度からだけではなく、申込人をあらゆる角度から全体的にチェックするために、「3C」という各社共通の考え方を前提にして審査をしています。

以下に「3C」の具体的な内容を述べてみます。

クレジットカード審査で最も重要視されているのが「Capacity(支払い能力)」であり、これは申込書に記入されている本人属性から判断が可能と言えます。

しかしクレジットカード会社としては、「この人は、属性はOKだが本当に信用していい人なのか?」と考え、人となりについても念入りに確認したいのです。

そこで、人柄が現れるであろう、申込書を詳細にチェックして 「文字がきれいかどうか、誤字や脱字がないか」などを確認して、申込人の「Character(性格)」がどうであるか読み取りたいのです。

クレジットカードを申し込む人の中には、「私は大企業に勤務していて年収も多い、少しくらい適当に記入しても大丈夫だろう・・」とあまり良心的とはいえない姿勢で挑むケースもあるようですが・・。

そのように審査を甘く見た結果、誤字脱字、読みにくい文字、空欄のまま、記入漏れ、電話番号が間違い・・などを招き、高いはずの属性の邪魔をして、結果として「今回はカード発行は見送らせて頂きます」という予期しなかった審査落ちとなる・・。

このような事態も起こりうるのだということを肝に銘じて、申込書は丁寧にしっかりと記載することです。

私の経験から申し上げたいことがあります・・。

クレジット会社の審査部の人に「きれいで丁寧な文字、分かりやすい書き方から、この人は良心的な性格である・・」と思われるような申込書ならば、

平均よりはいくらか低めの属性であったとしても、結果としてはクレジットカードが発行されていたと記憶しています。

クレジットカード審査においては、その人の属性だけではなく「人柄もチェックされている・・」ということを念頭において、就職活動の際に履歴書を書くのと同じくらいの緊張感を持って、クレジットカードの申込書を丁寧に正確に書くよう心がけてください。